白いコロニーはラン菌 ハ株である。

 他の菌のコロニーは発生しない。
 ラン菌が支配するエリアになった。

  試験方法
 
    菜種粕  無殺菌
    ラン菌(木材腐朽菌) ハ菌 懸濁液を注入 

  処理日 2018年 2月16日
  写真   3月05日


     菜種粕には植物酵母菌、乳酸菌、空中雑菌、放線菌・・・など
     多様な微生物が混入している。

     菜種粕を水に浸漬すると嫌気性菌で腐敗する。
     この液を・・・油粕の腐熟液として窒素を多く含むから・・・・園芸では古来から
     窒素の液肥として用いてきた。


   
   ラン菌(木材腐朽菌)を生息させると・・・油粕は「腐敗発酵」しない。
   腐敗発酵菌がラン菌によって繁殖できない状態になるからである。
   ラン菌による他の微生物に対する「拮抗作用」のためである。
   あくまでも・・・「分解」である。

   ラン菌は「好気性菌」。
   だから・・・・写真のように表面にコロニーをつくる。
   他の菌は全然コロニーを作れない。

   つまり、ラン菌 ハ菌は腐敗発酵させる腐敗菌、酵母菌、乳酸菌、麹カビなどより
   強い菌であるという実証である。


   菜種粕は菜種の種子が原料。
   菜種粕には・・・種皮のリグニン、セルロースが混入している。
   ラン菌はこのリグニン、セルロースがエネンルギー源である。
   米糠には「種皮」が無い!
   米糠単独では・・・ラン菌は喜ばない!

  


    
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ラン菌(木材腐朽菌) ハ菌の菜種粕での生息繁殖試験

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